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水城一狼



歌詞
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水城一狼

残侠吉良常

作詞:水城一狼
作曲:水城一狼

「私、生れも育ちも、三州吉良の港
姓は太田、名は常吉、通称人呼びまして、
吉良常と申します!」

義理と人情の 花散る港
此処は三州 吉良の町
意地が 燃え立つ
五尺の身体
潮の香りが しみている
誰れが付けたか ケチな手前を
吉良常と

「叔父の仁吉のように、人様に惜しまれる人間は、
皆んな早死にをすらあな……!!」

貧乏くじだと、分っちゃいても
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引かにゃならない 時もある
惚れた女房を
義理故 すてて
叔父の仁吉は 花と散る
文句抜きだよ これが誠の
男伊達

「若けえ頃はこの祭り太鼓の音に
大そう意気がったもんだ」

三河太鼓の 波立つ音に
暴れ火祭り 空を焼く
喧嘩するような
年ではないが
誠仁義を 一筋に
後生大事に 抱いて死にます
吉良常は