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鶴田浩二
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戦友
作詞:真下飛泉 作曲:三善和気
ここは御(お)国を何百里 はなれて遠き満州の 赤い夕日にてらされて 友は野末の石の下
思えば悲し昨日(きのう)まで 真先にかけて突進し 敵をさんざん懲らしたる 勇士はここに眠れるか
あゝ戦いの最中に 隣に居ったこの友の にわかにハタと倒れしを 我は思わず駈け寄って
軍律きびしい中なれど これが見捨てて置かりょうか 「しっかりせよ」と抱き起し 仮繃帯も弾丸(たま)の中 更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網
折から起る突貫(とっかん)に 友はようよう顔あげて 「お国の為だ かまわずに 遅れてくれな」と目に涙
あとに心は残れども 残しちゃならぬこの身体 「それじゃ行くよ」と別れたが 永(なが)の別れとなったのか
戦いすんで日が暮れて さがしにもどる心では どうぞ生きて居てくれよ 物なと言えと願うたに
空しく冷えて魂は 故郷(くに)へ帰ったポケットに 時計ばかりがコチコチと 動いているも情なや
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